華やかな見た目に気分も上がる！ 塩抜きメキシコ風料理レシピ【塩抜きダイエット実践編55】

こんにちは。野菜料理家の庄司いずみです。

この連載では、「調理に塩を使わない」ことが唯一のルール、始めたその日に速攻で1㎏落ちる人も少なくない魔法のメソッド、塩抜きダイエットを紹介しています。

塩抜きで速攻体重が落ちるメカニズムはこちら。

そして実践テクニックや塩抜きレシピは、過去の記事でご覧くださいね。

塩抜きダイエットは「調理に塩を使わないこと」だけがルール。

極めて簡単なメソッドではありますが、始めたその日に1kg、2日続ければ2kg減と、目に見えて体重が減っていく即効性が魅力です。

ずっと続けなければならないわけでもなく、「最近ちょっとやばいかも」というときに。ある日あるとき1日だけの「塩抜きデー」を作るか、あるいは1食だけのプチ塩抜きをするだけでもすぐに体がリセットでき、むくみとサヨナラすることができますよ。そのうえ体重も減っていくのだから、塩抜きダイエットほどラクチンな方法はないと思います。

ただ、塩抜き歴が長くなると「塩抜き料理に飽きてきた」とういう声もチラホラ聞こえてきます。

そんなときには目先を変えて！　ごちそう塩抜きレシピにトライしてみましょう。

今回ご紹介するのは、塩抜きメキシコ風料理。

見た目華やか、味もよし。家族やお客様に何も言わずに出しても、塩抜きとは気づかれないかもしれないですよ！

また、メキシコ料理は辛味を効かせたものが多いですよね。塩抜き効果ですぐにむくみがとれて体重が落ちる上、カプサイシンで脂肪燃焼効果も期待できる一石二鳥の組み合わせです。

まずは混ぜるだけで簡単にできるサルサソースをご紹介しましょう。

酸味を効かせるのがミソで、レモン果汁とバルサミコ酢の２種類の酸味を使います。フライドオニオンの風味も決め手。

そのまま副菜にしてもよし。写真のようにゆでたじゃがいもなどに添えても。きのこのソテーや温野菜に添えたり、パスタにからめてもおいしいですよ。
 

●揚げにんにくとフライドオニオンのサルサ（2～3人分）

次はごはんがもりもりいける、タコライスのレシピです。タコライス自体は沖縄発祥の料理と言われていますが、ごはんにのせる具材の元となったのはメキシコ料理の代表格・タコスです。

なので確実に塩抜きにしたければごはんと合わせるのがおすすめですが、無塩のものがあればトルティーヤと合わせてももちろんOK。おいしくいただけますよ。

肉の代わりに使うきのこが、塩抜きとは思えないほどの味の深みを生み出します。
 

●きのこのタコライス（2人分）

最後はチリコンカン。しょっぱくて辛い料理ですが、実は豆やトマトのうまみで塩なしでもおいしい。

本来はキドニービーンズを使いますが、塩が入ってない缶詰はなかなか見つからないので、食塩無添加のミックスビーンズで作るのがおすすめです。

また、ひき肉の代わりは刻んだマッシュルームで。うまみがあり、塩なしでも上手に味をまとめてくれます。
 

●塩抜きヴィーガンチリコンカン（2～3人分）

いずれも単品で食べてよし。3品でドーンと豪華に食べてもOKです。

またそれぞれ日持ちもするので、たっぷりめに作って塩抜き常備菜にもおすすめです。


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料理監修：庄司いずみ
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【ご注意】
塩分は血圧を一定に保ったり、筋肉をスムーズに動かしたりと、人間にとって欠かせないものです。塩抜きダイエット中であっても、汗をかいたら水分と塩分を適度に摂ることが重要です。特に熱中症が心配な時期は体内の塩分が不足しないようご注意ください。また、すでに塩分をコントロールしている方や、水分やカリウムの摂取を制限されている方、健康に不安のある人は主治医に相談してから行ってください。

※記事の情報は2023年12月22日時点のものです。