【塩抜きダイエット実践編⑤】ごはんが進む、魔法の塩抜きソース

「塩抜きダイエット」で1日1㎏、2日で2㎏も夢じゃない! 食欲の秋、今回はこれさえあればごはんがモリモリ進む味に生まれ変わる、魔法の塩抜きソースを3種ご紹介。食材がもつ風味やうまみ、酸味を上手に生かすコツ満載です!

メインビジュアル:【塩抜きダイエット実践編⑤】ごはんが進む、魔法の塩抜きソース

塩抜きおかずだって、ちゃんとごはんに合うんです!

こんにちは! 野菜料理家の庄司いずみです。

この連載では、人気のダイエットメソッド、1日1㎏、2日で2㎏減も夢じゃない、塩抜きダイエットを紹介しています。

「調理に塩をつかわない」。

たった1つのこのルールを守るだけでいいのだから本当にラクチン。お腹いっぱい食べてもいいし、糖質を気にする必要もなし。ごはんをモリモリ食べてもいいのです。

と、お伝えすると……。

「塩抜きのおかずじゃ、ごはんモリモリなんて無理でしょう!」と言われることもあります。

そうですね。

ごはんのおともというと、漬物、塩昆布、塩辛、めんたいこetc。どれも塩気の強いものばかり。しょっぱいおかずがあればこそ、ごはんが進むものというイメージです。

が、心配はいりません。塩抜きおかずでごはんが食べられないということはまったくありません!

それが証拠に、私のスタジオで開催される塩抜きダイエットレッスンでは毎回ごはんはたっぷりと用意します。料理クラスで作った塩抜きのおかずに合わせるためで、たっぷり炊いてもごはんが余って困るということはありません。

ごはんに合う塩抜きおかずといえば……。

たとえば、連載2回目で紹介したトマトソースはとても便利。トマトソースだけをごはんにかけて、トマトライスも意外といけるし、紹介したトマトカレーは本当にごはんによく合います。今の時期、新米はふっくらおいしく甘み十分。カレーの具材につかったきのこもおいしい季節。今こそ試してほしいメニューのひとつです。

また、連載3回目で紹介した青海苔のきのこ天ぷら。これを炊きたてごはんにのせて天丼はどうでしょう。もちろん塩抜きですから、天つゆもしょうゆも塩も使いませんが、青海苔の風味がごはんに合います。

もしも物足りないなと感じたら、ちぎった焼き海苔をたっぷりかけたり、レモンを搾れば味がグーッと深まりますよ。

モリモリごはんが進む、魔法のソース3種

そして今回は、これさえあれば!どんなものでも、ごはんがモリモリ進む味に生まれ変わる、魔法のソースを紹介しましょう。

ごはんがモリモリ進む味に生まれ変わる、魔法のソース

■ケチャップ風(写真左下)
トマトソースが塩抜きでもおいしいのは、うまみ成分のグルタミン酸のおかげ。そのトマトをさらに煮詰めたケチャップも、実は塩味なしでもおいしいのです。

写真左下は、混ぜるだけで簡単にできるケチャップ風。市販のトマトペースト大さじ2に対し、バルサミコ酢を小さじ1、おろしにんにくを耳かき一杯程度まぜるだけ!

塩味なしのフライドポテトもこれさえあればおいしいし、ごはんを炒めてケチャップライス、パスタを炒めてナポリタン。ケチャップ代わりに使ってみてください。おいしくて驚きますよ。

■スィートチリソース風(写真右下)
これはいつも塩抜きレッスンでお伝えしていることなのですが、味覚のマジックで、甘みと酸味が一緒になると、なぜか塩気を感じます。

写真のソースは酢大さじ2に対し、メープルシロップを大さじ1、おろしにんにく耳かき1杯、みじん切りの鷹の爪少々を混ぜただけ。

騙されたと思って作ってみてください。本当に塩気を感じます。味つけなしのベジ餃子やベジ春巻きなどもこれをつければ最高の味。サラダのドレッシングがわりにも使えます。

■揚げねぎ(写真上)
もうひとつ。これはソースとは言えませんが、以前も紹介した揚げねぎはやはり重宝。写真上のものですね。刻んだねぎを熱した油でこんがり揚げるだけ、ですが……。

揚げねぎをごはんにかけて

こんな風に、ごはんにこんもりかけるだけでかなりおいしい。写真のようにちぎった海苔をふり、レモンを搾ると最高です!
 

ケチャップ炒め

ケチャップ風があれば、あり合わせのものを炒めるだけで、ごはんによく合うケチャップ炒めが出来上がります。

写真は薄切りの玉ねぎ1/4個、薄切りの椎茸3枚を油で炒め、塩抜きの即席ケチャップ大さじ2で味をつけただけ。これ、本当に普通です。ごく普通のケチャップを使ったとしか思えない味。

何を炒めてもいいのですが、写真のようにきのこをたっぷり入れると、うまみ成分が塩気のなさを補って、よりごはんに合う味になります。

チヂミのスィートチリソース添え

ご紹介したスィートチリソース風は、塩なし餃子や春巻きにも合いますが……。じつは市販の皮類には塩が含まれます。せっかくの塩抜きデーにそれはもったいないと思うなら!

ごはんのおかずにもなるチヂミはどうでしょう。

チヂミ

すり下ろしたじゃがいもにあり合わせの具材を混ぜて、焼きつけるだけのおかずです。大きく焼けばお好み焼き感覚で主食にもなりますが、塩抜きの簡単スィートチリソース風をつけながら食べると、ごはんが進むおかずにも。

写真では、長ねぎ、えのきだけ、そして切り干し大根が具材ですが、あり合わせのものでアレンジ可能。 あるなら、切り干し、またはカットわかめなど乾物類をひとつは入れると、味が深まり、よりおいしくなりますよ。よかったらお試しくださいね。
 

●チヂミ1枚分(2〜3人分)

材料

  • ▼(A)  
  • ・長ねぎ 1/2本(斜め薄切り)
  • ・えのきだけ 100g(石突きを落として
    半分に切る)
  • ・切り干し大根 7g(洗ってざく切り)
  • 適量
  • じゃがいも 100g(すり下ろし)
  • 片栗粉 大さじ2

作り方

  • 油を熱したフライパンで(A)をザッと炒める。
  • ボウルに①とじゃがいもを入れて混ぜ、片栗粉を混ぜて種にする。
  • フライパンに油を熱して②を広げ、両面こんがり焼く。食べやすく切り分けて皿に盛り、即席スイートチリソースを添える。

次号では、パーティシーズンにもピッタリ。塩抜きでおいしいおすしを作るコツをお伝えします。お楽しみに!

【ご注意】
塩分は血圧を一定に保ったり、筋肉をスムーズに動かしたりと、人間にとって欠かせないものです。塩抜きダイエット中であっても、汗をかいたら水分と塩分を適度に摂ることが重要です。特に熱中症が心配な時期は体内の塩分が不足しないようご注意ください。また、すでに塩分をコントロールしている方や、水分やカリウムの摂取を制限されている方、健康に不安のある人は主治医に相談してから行ってください。

※記事の情報は2019年10月25日時点のものです。