【ドライシャンプー おすすめ】ヘアスタイリストさんが実際使って選んだ目的別ベストバイ!

ドライシャンプーは製品によって使う目的が違います。21点のドライシャンプーを使い比べた経験のあるヘアスタイリストの田中淳さんに、夏場だけでなくオールシーズン使える効果的な使い方と目的別のおすすめドライシャンプーを紹介していただきました。

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この方にお聞きしました

田中 淳さん

「mille」代表。東京・吉祥寺にヘアサロン2店舗とリラクゼーションサロン、愛媛・今治にヘアサロン1店舗を展開。YouTubeチャンネル「オトナのキレイhair /田中淳」では、ヘアケア製品の正しい使い方やお試し企画、ヘッドマッサージ、薄毛や白髪ケアなどプロの視点で分かりやすくヘアケア情報を発信している。

「mille」代表 田中 淳さん

ドライシャンプーとは?

ドライシャンプーというと、どんな使い方をイメージしますか? 一般的には災害時や介護の現場、入院時に頭皮や髪の汚れを落とすことを目的とした、水なしでも使えるシャンプーを思い浮かべる方が多いと思います。店頭に並んでいるドライシャンプーのテクスチャーや配合成分を詳しく見てみると、汚れを落とすというよりも頭皮のリフレッシュや汗で濡れた髪をサラサラにすることを目的とした製品が「ドライシャンプー」として売られています。

例えば、2019年以降、2022年の夏の段階で累計300万本以上売れたヒット商品「ダイアン」のドライシャンプーは夏場やスポーツの後、頭皮のリフレッシュはできますが、水なしで髪と頭皮の汚れを落とすことはできません。災害時などのシャンプー代わりに使いたいなら、汚れが落とせるタイブを選ぶ必要があります。

ドライシャンプーのメリットとデメリット

21点ものドライシャンプー(シートタイプを含む)を実際に使って、使用感や効果を試された田中さんに、ドライシャンプーのメリットとデメリットをうかがいました。

※田中さんが試したドライシャンプーのリストはこちら▶

――まずは、ドライシャンプーのメリットについて教えてください。

田中 ドライシャンプーの一番のメリットは、洗わなくてもリフレッシュできたり、出先で汗や頭皮の油分を抑えたりできることだと思います。

――夏場やスポーツでぬれた髪がサラサラにすることもできますか?

田中 パウダーが入っているドライシャンプーでしたら汗でぬれた感じがおさまり、髪がサラサラになると思います。美容室にいらっしゃるお客さまもそうなのですが、外から室内に入ってきたときに汗をかいていることをとても気にされる方が多いですよね。出勤時やデートの前などに、清潔感や好印象を与えるために髪全体や油っぽくなってしまった前髪を整えたい時は、パウダー配合のドライシャンプーを頭皮と髪全体にかけるのがおすすめです。

――ドライシャンプーのデメリットは?

田中 デメリットという言い方は正しくないかもしれませんが、ドライシャンプーは「シャンプーとは別物」だという点ですね。多くの方がそうだと思いますが、僕も初めは「ドライシャンプー」と聞いた時、水を使わなくても汚れが落とせるシャンプーという印象があったのですが、実際のところ店頭に並んでいる製品のうち、汚れを落とせるドライシャンプーは少ないんですよね。

例えば「ダイアン」には頭皮の炎症を抑える成分が入っているものの、汚れを落とす成分は入っていません。シャンプーというより「頭皮用の制汗スプレー」に近い感覚だと思います。

ダイアン ドライシャンプー
人気商品の「ダイアン」は汗でべたついた髪をサラふわにする効果はありますが、汚れを落とすことはできません。


――ドライシャンプーを色々使ってみて、製品ごとに成分のこだわりなどは感じられましたか?

田中 頭皮の炎症を抑えたり、ニオイを抑えたりする成分が入っているものもあれば、そうではないものもあります。例えば「メリットデイプラスドライシャンプー(洗い流さないタイプ)」には、抗炎症成分やニオイを抑える成分は含まれておらず、保湿成分だけが入っているシンプルなタイプ。恐らくこの製品の目的はすっきり清涼感を与えて、ちょっと保湿することなのかなと感じました。

ドライシャンプーのテクスチャーで使用目的は変わる?

――ドライシャンプーには、泡、ミスト、スプレーなどテクスチャーの違いがありますが、テクスチャーで使用目的は変わるのでしょうか?

田中 大きくは「汚れを落とせるもの」「頭皮のリフレッシュや頭皮と髪のべたつきを抑えるもの」の2タイプに分かれると思います。汚れを落とせるのは泡タイプ。泡タイプは「ドライシャンプー」という文字通り、水を使わずに頭皮と髪の汚れを落とすことを目的とした製品が多いです。災害や入院時に使うのがこのタイプで、香りは自然な感じですね。泡タイプは、手にたっぷり泡をとって髪と地肌になじませ、汚れをタオルでふき取る必要があります。一方、ミストやスプレータイブは頭皮のリフレッシュや汗による髪のべたつきを抑えるのに適しています。

――今回、ドライシャンプーシートも試していただきましたが、どんな使い方が最適でしょうか?

田中 シートタイプのメリットは「拭ける」ことと手軽さですね。髪の毛の汚れを落とすだけでなく、首回りの汗を拭くのにも使えます。ただ、髪の内側の頭皮が拭きづらかったですね。髪がサラサラになるというよりも、脂を飛ばすという感じです。個人的には入浴できない時に使うのには、向いていないかなと思いました。「髪にも使えるボディシート」という感覚に近いため、頭皮や髪のリフレッシュには向いていると思います。

「メリットデイプラスドライシャンプーシート」
「メリットデイプラスドライシャンプーシート」

頭皮と髪のプロが選んだおすすめのドライシャンプー5選

田中さんが実際に使ったドライシャンプーのなかから、目的別のNO.1をご紹介いただきました。

▼使用したドライシャンプーのリストはこちら▼(順不同)

・ダイアンドライシャンプー95g
・STEPHEN KNOLLドライシャンプー80g
・DEMI HALEMA’O ドライリセット70g
・ellipsドライシャンプーブリーズ85g
・LMHR マルチドライシャンプー50ml
・資生堂フレッシィ水のいらないドライシャンプー(スプレータイプ)250ml
・productドライシャンプー115ml
・フレッシュケア ドライシャンプーフォーム180g
・ハビナース お湯のいらない泡シャンプー200ml
・TUBAKI ドライシャンプー180ml
・DHC 水のいらないシャンプー150ml
・リンレン ドライシャンプー ミント&ローズマリーの香り 100ml
・ボタニスト ボタニカルリフレッシュドライシャンプー80g
・LUSH ドライミー50g
・ネイチャーモード ボタニカルドライシャンプー145ml
・ジョンマスターオーガニック K&Pドライシャンプー10g
・Coolist アサニシャン150ml
・スキューズミー ドライシャワー80g
・植物生まれのオレンジ地肌 ドライシャンプー100ml
・メリットデイプラスドライシャンプー(洗い流さないタイプ)130g
・メリットデイプラスドライシャンプーシート12枚

▼目的別のNO.1ドライシャンプーはこちら▼
①災害時や入院時に使うなら|ハビナース お湯のいらない泡シャンプー200ml
②髪サラふわ&ニオイを抑えるなら|DEMI HALEMA’O ドライリセット70g
③頭皮がすっきり!|Coolist アサニシャン150ml
④全身にも使える 春夏編 |リンレン ドライシャンプー ミント&ローズマリーの香り
⑤全身にも使える 秋冬編|productドライシャンプー115ml

おすすめのドライシャンプー①ハビナース お湯のいらない泡シャンプー200ml

おすすめのドライシャンプー①ハビナース お湯のいらない泡シャンプー200ml
おすすめのドライシャンプー①ハビナース お湯のいらない泡シャンプー200ml
たっぷりの泡を地肌と髪につけて、タオルでふき取ります。


■災害時や入院時に使うなら

\おすすめポイント!/
田中 災害時や入院時に使うなら、汚れを落とす成分「界面活性剤」が入っていることが基本です。界面活性剤には頭皮の脂を浮き立たせる役割がありますが、この製品はアミノ酸系の界面活性剤「ココイルグルタミン酸TEA」を使っていて、頭皮に成分が残ったとしても負担が少ない点がポイント。香りがそれほど強くなく、自然な感じで使いやすいという印象でした。洗った時にリフレッシュ感や清涼感はそこまでなく、すっきりしたい人には物足りないかもしれません。お風呂やシャワーが代わりに使うことを目的とした製品で、からだも洗えると思います。

■購入価格 824円
■泡タイプ
■フローラルの香り
■成分
水、エタノール、グリセリンPCA-Na、ポリクオタニウム-39、チャ乾留液、カワラヨモギエキス、チョウジエキス、ココイルグルタミン酸TEA、ポリグリセリル-4ラウリルエーテル、BG、カプリル酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-10、メチルパラベン、プロビルパラベン、香料

おすすめのドライシャンプー②DEMI HALEMA’O(ハレマオ) ドライリセット70g

おすすめのドライシャンプー②DEMI halema’o(ハレマオ) ドライリセット70g
おすすめのドライシャンプー②DEMI halema’o(ハレマオ) ドライリセット70g
パウダー配合ですが、白っぽさはありません。髪を持ち上げ、15㎝~20㎝話して頭皮と髪全体に吹きかけます。


■前髪サラふわ&ニオイを抑える!  

\おすすめポイント!/
田中 髪全体が汗で脂っぽくなったときは、シリカ配合のスプレータイプを使うとシリカが脂を吸着してくれて、髪がサラフワになります。前髪が汗で脂っぽくなってしまったときは、このスプレーをかけただけでサラサラになります。同じタイプの「ダイアン」と使い比べてみたのですが、「ハレマオ」の方が髪の手触り感が良くサラサラになりました。他のスプレータイプに比べてパウダーによる白っぽさも感じにくかったですね。そして、ライチとルバーブのやさしい香りが心地良いです。

しかも、この製品に入っている「カキタンニン」というニオイを抑えてくれる成分がとても優秀です。 頭皮の育毛剤などにも入っている成分で、血行促進や抗菌作用、加齢臭を抑える効果もあります。加齢臭は首から発生するとも言われていますので、ニオイを抑えるために首周りにスプレーするのもおすすめです。

■購入価格 1,506円
■スプレータイプ
■ライチ&ルバーブの香り
■成分
LPG、エタノール、オクテニルコハク酸デンプンAl、メントール、メリッサ葉エキス、カキタンニン、タチジャコウソウ花/葉エキス、リンゴ果実エキス、カシア樹皮エキス、サトウキビエキス、グリチルリチン酸、oーシメンー5ーオール、水、グリセリン、BG、シリカ、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、塩化亜鉛、香料

おすすめのドライシャンプー③Coolist アサニシャン150ml

おすすめのドライシャンプー③Coolist アサニシャン150ml
おすすめのドライシャンプー③Coolist アサニシャン150ml
容器の先端を頭皮に近づけ、頭皮全体にジュレを塗布してマッサージをします。


■頭皮がすっきり!

\おすすめポイント!/
田中 寝覚めが悪い朝などに頭皮に直接ジェルをつけてマッサージするとスーッとしてとてもすっきりします。保湿成分の「BG」、血行促進、育毛作用のある「オタネニンジン根エキス」、抗酸化作用のある「ローズマリーエキス」、炎症を抑える「ハマメリスエキス」、アレルギーやニオイを抑える「ドクダミエキス」、肌あれを改善する「シャクヤク根エキス」など…、それ以外にも頭皮にやさしい成分がたくさん入っていています。それほど価格が高くないのに、良い成分がたくさん入っていてコストパフォーマンスは高めな製品だと思います。

■購入価格 1,320円
■ジュレタイプ(頭皮に直接塗る)
■アクアシャンプーの香り
■成分
水、変性アルコール、BG、オタネニンジン根エキス、PCA-Na、ラベンダーエキス、ローズマリーエキス、ハナハッカ花/葉/茎エキス、タチジャコウソウエキス、ハマメリスエキス、ティーツリーエキス、ヒバマタエキス、ドクダミエキス、レイシエキス、カキ葉エキス、マコンブエキス、シャクヤク根エキス、アロエベラ葉エキス、グレープフルーツ果実エキス、アンズ核油、チャ種子油、パンテノール、メントール、グリチルリチン酸2K、シリカ、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、トロメタミン、1,2-ヘキサンジオール、ヒドロキシアセトフェノン、EDTA-2Na、香料

おすすめのドライシャンプー④リンレン ドライシャンプー ミント&ローズマリーの香り 100ml

おすすめのドライシャンプー④リンレン ドライシャンプー ミント&ローズマリーの香り 100ml
おすすめのドライシャンプー④リンレン ドライシャンプー ミント&ローズマリーの香り 100ml
頭皮にスプレーしてふきとるだけ。


■全身にも使える 春夏編 

\おすすめポイント!/
田中 全身に使うことを前提としたときに大切なポイントは刺激が少ないことです。やさしい成分でつくられた製品の場合、清涼感があるタイプは少ないのですが「リンレン」のドライシャンプーは清涼感とすっきり感がありました。ハッカが入っていて、とする感じがあります。

おすすめの成分としては抗酸化作用のある「チャ葉エキス」、抗アレルギー作用がある「ドクダミエキス」や「ローズマリー葉エキス」など、国産植物由来のエキスが入っていて、アンチエイジング作用、刺激が少ない、すっきりするという点でおすすめです。

■購入価格 1,430円
■ミストタイプ
■成分
水、エタノール、ペンチレングリコール、ポリソルベート20、ハッカ油、ローズマリー葉エキス、レモン果汁、オリーブ葉エキス、メリッサ葉エキス、ドクダミエキス、ラベンダー花エキス、チャ葉エキス、レモン果皮油、メントール、クエン酸Na、クエン酸、BG、フェノキシエタノール

おすすめのドライシャンプー⑤productドライシャンプー115ml

おすすめのドライシャンプー⑤productドライシャンプー115ml
おすすめのドライシャンプー⑤productドライシャンプー115ml
頭皮にミストを吹きかけ、指の腹でマッサージしながら頭皮になじませた後、ブラッシングします。


■全身にも使える 秋冬編 

\おすすめポイント!/
田中 秋冬に使うならペパーミントの香りですっきりする「プロダクト」がおすすめです。アルコールもとうもろこし由来のものをつかっていて刺激を感じにくいですし、香料が入っていないため肌が弱い人でも使いやすいと思います。

■購入価格 1,650円
■ミストタイプ
■ペパーミントの香り
■成分
ダマスクバラ花水、エタノール、セイヨウハッカ油、ローズマリー葉エキス、ヒマワリ種子油

ドライシャンプーの効果を期待するなら、目的にあわせて選ぶのがポイント!

配合成分によって、使う目的が変わるとは…。特に頭皮のアンチエイジング効果やニオイ抑制など、うれしい効果がたくさんある「ドライシャンプー」なら夏場だけでなく、オールシーズン使う価値はあると思いました。 田中さんのアドバイスをチェックして、お気に入りの1本を見つけてみては?

※掲載商品の価格は税込みです。
※製品の感想は個人の見解です。
※記事の情報は2022年9月 23日時点のものです。 

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